宮内庁文化祭

宮内庁に入るときは受付が面倒だ。面会人の許可、身分証明書（免許証）、打受付票記載などなど。

「サマンサ、仕事で宮内庁に行くんだけど一緒に行かないかい？宮内庁せんべいが買えるし地下食堂でランチがおいしいんだ。」




たまたま宮内庁の文化祭をやっていて職員の絵や書道、写真などが展示してあるらしい。廊下にチラシが貼ってある。

「ダーリン、文化祭見たいよ。」

「どうせつまんない写真なんかがあるだけだから昼飯食って帰ろうよ。」

「でも愛子さんの作品があるかもしれないし・・・。」

「あー、そんなのないない。でもサマンサがそういうなら３階に行ってみよう。・・・ほら、職員と家族の作品ばかりじゃないか。」




「ダーリン！皇太子さまの撮った写真だよ。きゃー、愛子さんの習字があるー。」


「・・・！　サマンサ、ここに立って！さあ、にっこり笑って。天皇陛下と美智子さまの御製もあるぞ。写真、写真！・・・来て良かっただろ？」





「あんたねえ、何興奮してんのよ。さっきは帰ろうって言ってたじゃないの。」

「わっはっは、小さなことは気にしない、ワカチコ、ワカチコー」



愛子さまの『父』と『母』。
女性週刊誌ネタによれば、愛子さまもいろいろ大変だろうけど、おもうさまとおたあさまの愛にはぐくまれ、強くたくましくなってほしいな。国民は期待しているぞ。




「ダーリン、えらそうに何をほざいてるの？あんた、何者よ。」

地下食堂で定食を食べ（５００円）、売店で菊御紋クッキーとチョコレートを買った。那須御料場の牛乳がまだ来てなかったので残念ながら飲めなかった。この牛乳が濃厚でおいしいの。