2009年7月15日水曜日

野宿な夏

もうすぐ梅雨明け。
土曜の夜、今夜も一夜を公園で過ごす。

寝袋、コーヒー、本、水、ブルーシートなどなど、野宿グッズをリュックに入れてららぽーと親水公園展望デッキにやってきた。
ベンチで女がふたり宴会をしている。
あとから男がやってきて三人で飲み始めた。
ひまを持て余した若い連中が花火を打ち上げる。

ワシは外灯の下でシートを広げコーヒーを飲みながら読書をする。


今夜の読書は「会社天国・職場を楽しくする52の方法」
マット・ウェインスタイン著

よい時も悪い時も、毎日の仕事におもしろさと遊びを持ち込むべきだ。
と、マットは主張する。

利益、成長、そして楽しさ。

読書に飽きたら展望デッキをぐるぐるまわる。
体操をする。
夜食はセブンイレブンのカップうどん。

寝袋を出して一眠り。

また読書。

月が出ている。20日月。
その右下の明るい星は木星だろうか?

展望デッキの横で釣りをしている男がいる。

宴会の三人も、花火の若者も、釣り人もいなくなった。


夜中におっさんがワシの隣にシートを広げ寝袋にくるまって野宿をはじめた。ホームレスか野宿仲間か正体がわからないハゲのおっさん。

寝たり起きたり、読書は進む。
ワシにとってららぽーと展望デッキは「ストレス開放ゾーン」である。

・みんなで映画館へ
・コインをばらまく
・恩おくり
・鉛筆を会社の机に入れておく
・サンタクロース効果
・心を癒すベルの音

いっしょに働いている人たちのために自発的に何か普通とは違ったことをしてみる。

「仕事を楽しく」か。
仕事嫌いのなまけもののワシには永遠の課題だな。


日曜日、午前5時半。
寝袋をたたんで帰宅。

日曜日は教会に行って礼拝。野宿明けの教会。

0 件のコメント: