2009年7月20日月曜日

メンデルスゾーン生誕200年

鰻を食べたあとはクラシックのコンサート。

メンデルスゾーン、真夏の夜の夢・ヴァイオリン協奏曲・交響曲第5番。
市川交響楽団・市川市文化会館大ホール


きのうの野宿の疲れで眠たくてしようがなかったのだが、結婚行進曲で目が覚めて、
ヴァイオリン協奏曲ホ短調、瀧村依里さんの演奏ですっかり覚醒した。


うまい!
素敵!
すばらしい!


心を揺さぶるような八分音符にのってアウフタクトで始まるヴァイオリンのメロディ。
情熱的な気分の余韻から優美なメロディを引き出す。

心地よい緊張感。
観客は滝村依里に魅了され引き込まれている。

このヴァイオリンはストラディヴァリウスのレインヴィル。
瀧村依里さんがフォーヴァルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクールで第1位をとったときの副賞。
2年間貸与されたものだという。

瀧村依里・神戸出身23才。

満足のクラシックコンサート。
評価☆☆☆☆☆ 星5つ。


市川交響楽団のレベルの高さもすばらしい。


土用の丑の日はうなぎを食べる。

舟ばし、かく本(夏見)は満員御礼。
3分遅れていたら駐車場にはいれず、席にも座れなかった。
次から次に客が来る。
船橋の人は全員うなぎを食べに来るのか?


うなぎ定食(竹)。
うな重・新香・肝吸い・あらい

柔らかく上品な味。ワシはもっと野趣好み。上品すぎる。


ごちそうさまでした。

帽子を忘れたことに気がついた。
あればいいのだが・・・。

2009年7月16日木曜日

夏は外で寝る

夜中に起きて彷徨うくせはいつからだろう?

今朝は1時に目が覚めた。
ららぽーと公園展望デッキで夜が明けるまで涼んでいた。

先客がひとり、と思ったらデッキの片隅で男が寝袋にくるまって寝ころんでいる。
今夜は三人の野宿仲間。


半月が頭の真上。

読書。
「上司になったら覚える魔法のことば」
     秋田稲美著

「ビジョンは何?」
「何をしていると楽しい?」

部下に言うことばよりも、ワシは自分を励ます言葉が欲しいのかも。

どうすれば会社は伸びるのか?
きょうは一つ仕事がとれた。W小学校便所工事、4,800万円。
今年もなんとか会社をやっていけそうだ。
神様、ありがとうございます。

「ビジョンは何?」
会社の方針は?
目標は?
社是、社訓は必要か?

もしイエスが会社を作ったら
キリスト建設株式会社


社是:いっさいのことを愛をもって行いなさい

社訓:求めよ、さらば与えられん
   探せよ、さらば見いださん
   門を叩け、さらば開かれん

もちろん日曜日は休日になるだろう。できれば土曜日も休みたい。

2009年7月15日水曜日

野宿な夏

もうすぐ梅雨明け。
土曜の夜、今夜も一夜を公園で過ごす。

寝袋、コーヒー、本、水、ブルーシートなどなど、野宿グッズをリュックに入れてららぽーと親水公園展望デッキにやってきた。
ベンチで女がふたり宴会をしている。
あとから男がやってきて三人で飲み始めた。
ひまを持て余した若い連中が花火を打ち上げる。

ワシは外灯の下でシートを広げコーヒーを飲みながら読書をする。


今夜の読書は「会社天国・職場を楽しくする52の方法」
マット・ウェインスタイン著

よい時も悪い時も、毎日の仕事におもしろさと遊びを持ち込むべきだ。
と、マットは主張する。

利益、成長、そして楽しさ。

読書に飽きたら展望デッキをぐるぐるまわる。
体操をする。
夜食はセブンイレブンのカップうどん。

寝袋を出して一眠り。

また読書。

月が出ている。20日月。
その右下の明るい星は木星だろうか?

展望デッキの横で釣りをしている男がいる。

宴会の三人も、花火の若者も、釣り人もいなくなった。


夜中におっさんがワシの隣にシートを広げ寝袋にくるまって野宿をはじめた。ホームレスか野宿仲間か正体がわからないハゲのおっさん。

寝たり起きたり、読書は進む。
ワシにとってららぽーと展望デッキは「ストレス開放ゾーン」である。

・みんなで映画館へ
・コインをばらまく
・恩おくり
・鉛筆を会社の机に入れておく
・サンタクロース効果
・心を癒すベルの音

いっしょに働いている人たちのために自発的に何か普通とは違ったことをしてみる。

「仕事を楽しく」か。
仕事嫌いのなまけもののワシには永遠の課題だな。


日曜日、午前5時半。
寝袋をたたんで帰宅。

日曜日は教会に行って礼拝。野宿明けの教会。

2009年7月7日火曜日

私の杯はあふれています

教会で買った鈴木留蔵さんの
「私の杯はあふれています」野口和子編著
 を少し読んだ。
怪物のようなものすごいキリスト者の物語。
すごいなーと感心ばかりで、ワシには真似できないと萎縮してしまいそう。

留蔵さんの朝の祈り。

「この日は主が造りたもうたすばらしい日です。私はこの日を壮快に生きることを喜び楽しみます。神の栄光は大空に満ち溢れています。こうして私は、喜びと感謝に満ちた壮快な一日のスタートを切ることができます。」
  ワシも祈ろう。


日曜日に仕事関係の人のお義母さんが亡くなって通夜に出た。
喪服に着替えるため教会に立ち寄り、姉妹たちと雑談。


クリスチャンとして仏式の葬儀に出席する心構えとスタイル。
どうしていいのかわからないのでクリスチャンはデクノボウ。

「合掌はいいけど焼香はダメ!」
じゃ、どうすれば?
旧約では礼拝の演出で香をよく使うじゃん。

「十字を切る」
う~む?
カトリックじゃないし、もともと十字を切るなんて習慣ないからなー。

「焼香をしながら心の中でイエスに祈る」
なるほど、まわりにあわせて妥協するか。

「通夜の前に遺族にクリスチャンだと言って納得してもらえば」
お義理の通夜なのにいちいちそんなこと言えません。

いろいろ論議したけれどこれといったスタイルに決まらない。


6時からの通夜はセレモ新小岩ホール。
N家は日蓮宗らしい。法華経式葬儀だな。
「お導師さまの入場では合掌してお迎えください。焼香は3度してください。」

わざわざ説明されると、違うことをするのは勇気がいります。
たしか浄土真宗では焼香1回だった。お清めの塩も使わない。
すると浄土真宗信者は日蓮宗の葬儀では焼香をどうするのか?
新たな疑問。

儀式をやるほうにすればおごそかに進行してつつがなく終わりたいだろうから出席者がそれぞれ違うやり方をすると雰囲気が壊れおおいに困るだろうし。

日本で生きるクリスチャンはやはり少数派。
みなさんの教会ではどうしてますか?