2009年6月28日日曜日

太宰治と船橋

「太宰治生誕祭、講演とゆかりの地散策」千葉県船橋市

曇りのち雨


「人間失格」「走れメロス」の太宰治が船橋に住んでいたことがあり、ゆかりの地がたくさんあることはあまり知られていない。
今日は郷土研究家海老原義憲先生の案内で、旧居跡や文学碑、宿泊した玉川旅館などをめぐるウォーキングに参加した。


JR船橋駅南口交番前  約20名参加
→九重橋→太宰治旧居跡  こんなところに住んでいたのか、知らんかった。
             船橋町五日市本宿1928番地(船橋市宮本1)

→川奈部薬局  太宰はいつも病気がち

→船橋大神宮→旧船橋郵便局跡
→太宰治文学碑


→玉川旅館(弁当・講演)  テレビや映画の撮影でよく使われるらしい。

→稲荷神社  太宰がここで記念写真を撮った。あの甚平姿はここなのか。

 昭和10年頃、1年3ヶ月ほど船橋に住んでいたので執筆活動や夜遊びをしていたゆかりの地がいろいろあるらしく、自分の住む船橋を再認識するウォーキングになった。

太宰が20日ほど泊まっていた割烹旅館「玉川」では当時の部屋がそのまま残されていたし、太宰と船橋に密接な関係を講演で知ることも出来た。


生誕100年であり若い女性の間でブームになっていると聞いていたがウォーキングの顔ぶれではブームを感じることはない。

おみやげに「太宰記念三番瀬瓦せんべい」をもらい玉川旅館の美人女将の話も聞けて太宰治にふれる充実した梅雨のひとときであった。


今日は15000歩、歩いた。

「船橋には文化がない」
誰だ、そんなことを言ったのは?
歩いてみると歴史が見えてくる。歩かないといつまでも見えてこない。

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