2010年8月22日日曜日

「僕の彼女を紹介します」引越し篇

ベトナム留学生のチャンさんが夏の引越しを決めたのでお手伝いに行った。
千葉県西船から埼玉ふじみ野市へ。(ふじみ野市なんて知らないよ)

チャンさんの大学は川越にありアパートから2時間かかる、バイト先も朝霞や新宿。(私費留学生はバイトふたつやらないと生活できないなんて・・・)
そりゃ学校の近くがいいよ、いま夏休みだし。

「パパ、荷物運んでね。」

「はいはい、9時に迎えにいくから準備するんだよ。」

西船のアパートに3人でシェアリング。ふじみ野市のアパートはひとりぐらしになるから家賃が大変だ。

朝、アパートに行くと寝起きのチャンさんとリンさんが起きてきた。




「チャン、早く着替えて荷物を積もうぜ。」



「私の服、トランクに入れちゃったからこのままで行きます。」

「チャン、おまえはワシのことを男と思ってないだろう。そんな格好で助手席に座られたら落ち着いて運転できないし、神様に叱られるぞ。」

大きな赤いトランク、棚、パソコン、服、ふとん、ダンボール・・・

「パパ、自転車が残ってる。どうしたらいいの?」

(なんで先に言わないんだ。後から積めないよ)

「よし、積みなおしだ、もう一度全部降ろして自転車を先に積もうね。」

目的地の近くで道に迷ったのと渋滞で予定より1時間超過。
引越し手伝いを頼んでいたティンさんは引越しが終わってからやってきたし。

「あれっ、ティンさんて男だったんだ。チャンの彼氏か?」

「違う違う、リンさんの大学の友達ですよ。」

(ほんまかいな、エンさんも彼氏がいないと言いながらいきなりザンさんと結婚してベトナムに帰って行ったじゃないか。)

新しいアパートは駅から歩いて10分。公園もあるし神社もあるし、静かな住宅地。6畳一間だけどロフトがあるのでひとりならゆったりだ。お風呂が狭いのはしかたない。



駅前の西友にカーテンやトイレットペーパー、日用品を買いに行く。
なかなか便利な町だな。






朝から飲み物も昼飯も食べてない。
チャンが満州ラーメンをごちそうしてくれた。



落ち着いたら新しいアパートでチャンが「フォー」を作ってくれるだろう。
でもふじみ野市は遠すぎる。気軽に来れないな、チャンも忙しすぎて引越しパーティできないだろう。

ワシの恋も終わりかなあ・・・。

「パパ、最初から恋なんてないからね。」

2 件のコメント:

Oser さんのコメント...

チャンさんの引っ越しの手伝いをしたビゴトラ、ホント頼もしいボーイフレンド(んっ、お友達!?)ね。それにしても、満州ラーメン美味しそうー!
ごめん、飢えてるの私。

谷口真吾 さんのコメント...

ラーメンならごちそうするよ、Oser。